第43話 佐渡での学び その1

他の地域の先進事例から学ぶこと。

それも僕たちの活動の大切な柱の一つです。

以前、岩手県釜石市の根浜MINDからの学びを紹介しました(第22、23話)。


その後、コロナ禍の長期化もありなかなか他地域への訪問をできずにいました。

しかし、2022年8月に僕は新潟県佐渡市を訪問する機会を得ました。

これからの数回にわたり、佐渡島で学んだことを共有します。


まず、なぜ佐渡なのか?

それは、トキや世界農業遺産という切り口で能登と共通点が多い地域で、

地域づくりが活発であることを知っていたからです。


そのなかで、新潟大学の豊田光世准教授ら大学が果たす役割にも注目してきました。

豊田さんのチームは現在、コミュニティデザイン室という名称を持っています。

研究、教育、地域づくりの総合拠点としての役割も果たしています。


本年度、佐渡の未来を描くワークショップシリーズが開催されました。

その最後の2回が8月18-19日の両日に開催され、そのタイミングで訪問しました。

ワークショップや主催者の打ち合わせの一部に参加させていただき、

多様な主体が集まって議論するプロセスの設えを体験学習できました。


ただ、このワークショップ開催のため豊田さんたちは大忙し。

豊田さんとはじっくりお話することは残念ながらできませんでした。

いずれ、その機会を作り、プロセスの設えについて深堀したいと思います。

(繁忙期にお邪魔してしまい、ワークショップ主催チームには申し訳ございませんでした)


しかし、佐渡で活動する4名の人たちからお話を聞くことができました。

これから数回にわたり、その結果を報告します。

地域づくりファシリテーション研究所

地域づくりの活動それぞれにリーダーが必要。でも、リーダーだけいればうまくいくとは限らない。側面支援も大切。この側面支援を「地域づくりファシリテーション」と称して、その役割を考えていきたい。研究所と名乗っているが、とりあえず仲間たちと共にこじんまりと議論し、実践していくなかでの気付きを記録していく。

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